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私が「花育」に出会うまで

代表:小日向由紀子

子どもの頃から、私はつねに花に親しんできました。育った実家は自然にかこまれていましたし、5歳からはずっと、ある流派の教室で生け花を習っていたのです。
花を美しく生けていく作業は楽しいものでしたが、実は子どもながらに違和感も覚えていました。たくさんの決まりごと。型にはまった生け方。月に一度、支部へ行き、テストを受けて点数をもらうという学びのしくみ。私は、「花と人の関係はもっと自由でいいのでは?」と、ひそかに思い続けていたのです。

ただ、私が大人になる頃には、生け花の世界も少しずつ変わっていました。洋花を取り入れ始め、アレンジのしかたにも
自由度が増してきたのです。そこで私は、生け花を続けつつ、ヨーロッパ系のフラワーアレンジメントの協会に属し、しばらくホテルの花をアレンジしたり、講師を務めたりしました。

しかし、フラワーアレンジメントの世界もまた決まりごとが多く、私は次第に、そこでも窮屈さを感じてきました。何かもっと心が癒されるような手法、花ではなく人が主役になるような手法はないか――。探し続けてようやく出会えたのが「花育」でした。

「花育セルフセラピー」を考案

生け花やフラワーアレンジメントと違い、「花育」には決まりごとがありません。花との自由なふれあいの中で、人の心を育むことを大切にするという、まさに私が求めていた世界でした。「ああ、ようやく出会えた」というあのときの喜びは、今でも忘れられません。
ただ、「花育」は主に子どもを対象とするものでした。私はこのすばらしい「花育」の世界を、大人にも広めていけたらと思い、そういう活動をしている人たちを探しましたが、まだいないようでした。そこで「それならば自分が始めよう」と、2005年に「花育セルフセラピー」を考案したのです。
ちょうどその年、私は長女を出産しました。結婚後もお花の先生をしていた私は、まずは親しいママ友だちを集めてレッスンを開いてみました。
評判は上々。みなさん「すごく楽しい」と喜んでくれました。子育てに追われる女性たちにとって、自分を取り戻し、自分とじっくり向き合える、癒しの時間になったようでした。

花育=子供が対象 花育セルフセラピー=全ての人が対象

「花育セルフセラピー協会」を設立

その後も私は「花育セルフセラピー」のレッスンを続けています。
自宅で教えることもあれば、個人のお宅や、何人かが集まった会場に出向くこともあります。子どものレッスンもあれば、大人のレッスンもあり、親子いっしょに教えることもあります。
おかげさまで今ではとても多くの方たちに「花育セルフセラピー」の世界を楽しんでいただいています。花の美しさ、アレンジの楽しさだけでなく、心の満足や自己肯定感を得られるところに、魅力を感じていただけているようです。
2013年3月には「花育セルフセラピー協会」を立ち上げました。この協会を拠点に、生徒、そして私といっしょに「花育セルフセラピー」を広めてくれるインストラクターを、どんどん増やしていきたいと思っています。

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